教育部人文社会科学重点研究基地  |  中国CTTI智库来源单位 |  陕西高校新型智库

主页 > 通知公告 > 正文
「資源利用の実例整理と環境思想に関する国際会議」御案内
                                                                                                                                                              中文  |  英文  |  日文
 
資源利用の実例整理と環境思想に関する国際会議
(中国語名…資源利用的実例整理和環境思想国際会議)
(学術会議第一次御案内)
本学術会議は開放的に構成されており、投稿者の専門分野、あるいは研究対象となる国や地域の範囲、古今のどちらを重んじるか、社会的転換の有無などの時間的問題、ないし研究・思考方法などに関して過度な要求を設けません。ただし、本会議はそれに関わらず強靭な学術追求の意思と姿勢をもつものとします。
本学術会議には、太古の昔から地球の大気層や地表面とそれぞれの地層の中に分布する天然資源を、先人や過去の社会がどのような技術と組織をもって収集、開墾、開削してきたか、そしてこれを社会的生産の中で不可欠な生産資料となし、様々な形式と用途の商品・物質と社会の富に再生産していったのか、といった問題に立ち向かうという趣旨があります。――この一連の過程は自然環境に対して一体どんな意味をもっているのだろうか。実際の地域や人々がかつてこれに対して、いかなる環境思想を触発され、錬成してきたのか。またそれは、数多くの動乱と変化にさらされている地球の生態環境にどのような提示と警告を与えることができるのか。また、人類自身の自己制約と人間活動の制限を行う上限線は一体どこにあるのか。この上限線は、区域内あるいは全球の歴史上における各種の事実と叡智を得た後で、どのように再設定されるべきなのだろうか――。これらの問題は今日、国内外の多くの学術領域あるいは業界において、資源利用の時代的特徴と「人類運命共同体」を思考する際、注目せずにはいられないテーマとなっています。
本会議において「実例整理」をまず考慮しなければならないのは、学術研究が基本的事実のレベルから出発しなければならないことに起因しています。この基礎のもとにテーマ設定に着実さと完全さを求めることで、「実例整理」を人類社会の持続可能な発展と天然資源の永続的利用に関する歴史上の典型的実例あるいは事例に磨き上げることができるのです。これは本会議を構成するに際しての初心であり、小さからざる願いです。本会議は、「実例整理」の完全さを追求することをテーマに関してまず考慮されること、そして、もとより実証の習慣をもつ各学術領域の人々の納得と賛成を得られることを期待します。
本会議において「環境思想」を「実例整理」と並行して考慮しなければならないのは、天然資源の利用に関する種別・性質や歴史的背景に違いがあり、また投入される生産業界が多岐に及び、かつ商品が社会の消費ルートに入った後に種々さまざまな評論が生まれることに起因しています。上記の研究過程において産出されるであろう生態環境に関する各種の視点・観念と思想に関しては、これらを捉え、これらの詳しい経緯を研究し、これらが人間社会に及ぼす論理的価値と環境的意義を、社会の進歩と発展に際して参考となる思想資源とするべきなのです。本会議は、このような考え方が、人間社会の未来展望を思慮し、かつ理論的思考に長けた人々の納得と賛成を得られることを期待します。
「資源」という概念に対する理解については、会議主催者は国連環境計画(UNEP)の天然資源に対する定義に従います。すなわち、一定の時間と条件のもとで経済的な効果と利益を産出し、それをもって人類の現在と未来の福利に関する自然的要素および条件を高めることができというものです。太陽光・空気・水・土地・森林・草原・動物・鉱産資源などの天然資源は、太古の昔から自然界の構成要素であり、人類が生存および発展するための基本的なよりどころでした。各民族が世界の異なる地区で生存および発展する中で、自らの自然の家をもち、当地の地理的環境を熟知し、自発的に当地の天然資源を利用することで、多くの特色ある生活経験と有益な思想が蓄積されてきました。これらは深く探索するに値するもので、今日の社会に役立てることができます。
本会議開催の主目的は、人文科学と社会科学、それに自然科学の対話・交流を促し、また歴史学と経済学、それに資源管理学の対話・交流を促し、さらには歴史地理学と人口・資源・環境経済学の交流・協力を促すというものです。これらによって、歴史学の研究において資源意識を増強し、経済学の研究において歴史的視野を拡大し、環境変化の研究において自然的要素と人文的要素の相互作用に関する調査研究が重視されることを期待しています。
 以下に会議内容を列挙して説明しますのでご参考ください。
(1)会議地点…中国陝西省西安市。
(2)会議期間…2017年9月22日(22日受付)~25日(月)。
(3)会議言語…中国語・英語・日本語など。
(4)申込締切は2017年6月1日、会議議題と関連する未発表論文の提出締切は9月1日とします。こちらからお送りする会議の電子形式「招待状」の発送期日は、会議主催者が論文を受け取ってから3日目とします(論文が審査を通過した場合のみ)。外国人の方の場合は、「招待状」を受け取ってから行う入国関連手続きの時間を確保するためにも、なるべく早めに申込書と論文を発送願います。
(5)会議規模…会議主催者が申込状況を考慮し、6月上旬にお送りする第二次御案内の中で、会議規模に関して説明致します。
(6)会議議題…
1)歴史上の各段階における資源利用の補完過程
2)いかに既知の「開発―破壊無限ループ」を抜け出すか
3)資源利用の実例整理に関する方法と討論
4)資源利用の方法における選択と改善
5)人間活動の環境への影響評価の方法に関する評論・叙述
6)先進的理念をもった環境思想の紹介と研究
7)資源利用と「人類運命共同体」の責任
8)人類の理想的な生存環境に関する描写と図示
(7)会議プログラム…大会報告およびグループ討論はすでに学術会議の一般的プログラム構成として定着していますが、本会議は申込状況ならびに参加者の求めと提案に応じて会議のプログラム構成を決定します。そのため、皆様におかれましては、申込書に具体的な意見あるいは提案をお書きいただき、会議主催者に提供していただくようお願い致します。
(8)会議成果…本会議の目標の一つである、会議上で積極的な討論と交流が行われた後、可能な限りの速度で『資源利用的実例整理和環境思想(資源利用の実例整理と環境思想)』をタイトルにした共著的性格をもった学術著作物を編集、出版し、学界と社会に最新の学術の見解と成果を提供します。具体的な方法と関係事項は、申込書に寄せられた皆様のご意見を参考にしながら、以後の機会の中で説明と提示を行います。
(9)会議連絡用メールアドレス…xbhfzx@snnu.edu.cn
(10)参加費用…交通費・宿泊費は自己負担でお願い致します。会議の参加費は無料とし、会議中の食事などの費用は主催者が負担します。
(11)会議責任者…本研究院の侯甬堅教授・方蘭教授・卜風賢教授および研究院事務室の薛濱瑞主任によって会議準備グループを組織します。グループの活動期間はこの御案内が発表された日から、会議論文集が各作者に送付されたときまでとします。
会議主催者からのお願い…学術会議の向上心と品質は、参加者の皆様の積極性と論文の学術レベルによって決まります。主催者は不断の努力をもって会議全体のレベル向上を図り、会議の細部に至るまで最善を尽くします。また、各分野において共同作業を行う意向をお持ちの団体あるいは個人の方のご連絡をお待ちしています。
以上に言及のない事柄については、第二次御案内にてお知らせ致します。電話でのお問い合わせが必要な場合は、研究院事務室電話:+86-(0)29-8531-8752,+86-(0)29-8531-8753にお掛けください。
 
 
国際会議主催者:
陝西師範大学 西北歴史環境と経済社会発展研究院
(中国教育部指定人文社会科学重点研究基地)
2017年3月6日
 
「資源利用の実例整理と環境思想に関する国際会議」参加申込書
氏名:
性別:              年齢:
国籍:
所属:
電話番号:
E-mailアドレス:
提出予定の論文タイトル:
会議の日程やプログラムに関するご意見:
会議論文集の編集や構成に関するご意見:
(申込書の提出期限は2017年6月1日、論文提出期限は2017年9月1日です。提出先:xbhfzx@snnu.edu.cn)
なお、携帯電話で以下のQRコードをスキャンすると、オンラインフォームで申込書の記入を行うことができます(中国語)。
通知公告